厚生労働省では、平成29年度から関係団体などと連携した「STOP!熱中症クールワークキャンペーン」を実施し、
職場における熱中症予防対策の周知徹底に取り組んでいる。
当協会もその趣旨に賛同し、令和元年度「STOP!熱中症 クールワークキャンペーン」を実施することとする。
実施期間は令和元年5月1日~9月30日とする。なお、政府全体の取り組みである熱中症予防強化月間の7月を重点
取り組み期間とする。
厚生労働省の令和元度版リーフレットは次の通り。
・STOP!熱中症 クールワークキャンペーン実施要領 [509KB]
・リーフレット(令和元年度版)[ 1.42MB]
【熱中症の症状】
・気分が悪い、めまい、立ちくらみ、手足のしびれ、
筋肉のこむら返り
・頭痛、気分の深い、吐き気、嘔吐、倦怠感、虚脱感、
いつもと様子が違う
重症になると、
・返事がおかしい、意識障害、けいれん、手足の運動障害、
高体温(体が熱い)
【熱中症の予防対策】
1)WBGT値(暑さ指数)の把握の準備
2)休憩時間の確保など夏期の暑熱環境下に対応した
作業計画の策定
3)通風・冷房設備の設置や木陰をつくるなどの設備対策の
検討
4)冷却機能のある作業着の着用など服装などの検討
5)休憩場所(日陰)の確保の検討
6)熱中症予防のための教育研修の実施
7)ポスター掲示など、作業現場での啓発活動
8)熱中症予防管理者の選任(責任体制の明確化)
【処置のポイント】
熱中症が疑われる場合には、
1)涼しい場所に移動する。
2)衣服を脱がし、体を冷やして体温を下げる。
3)水分・塩分・糖分を補給する。
呼びかけに反応しない・まっすぐに歩けないなど、
重症の場合は、
1)すぐに救急車を呼び、病院に搬送し、医師の適切な
処置を受ける。