理事長挨拶

はじまりは地質調査から/地域の「ジオドクター」を目指して


謹啓 時下ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。平素より、四国地質調査業協会の活動につきまして、格別のご支援とご協力を賜り厚くお礼申し上げます。
昨年も、震度7が2回観測された熊本地震や気象庁の観測史上はじめて東北地方の太平洋側に上陸した台風10号など、多くの災害が発生しました。人生には上り坂、下り坂、そして「まさか」という坂があるという名言がありますが、今年度こそ「まさか」が起きない一年であってほしいと思います。
私たちの役割は、地質調査やボーリング関連工事を通した社会資本整備のみならず、激しさを増す自然災害への対応や地域防災、環境、メンテナンス、社会資本の老朽化への備えなど多岐にわたり、活動の場は広がりを見せております。特に、四国では今世紀前半にも発生すると言われている南海地震に対して、しっかりとした備えを持つことが喫緊の課題です。
このような状況を踏まえて、我々が取り組まなければならないホットな技術の一つに、i-Construction・CIMが挙げられます。ICTの活用など建設生産システム全体の生産性向上を図り、魅力ある建設現場を目指す取り組みであるi-Construction。また、CIMは調査設計段階から3次元モデルを導入し、施工・維持管理の各段階での3次元モデルに連携・発展させることで、一連の建設生産システムの効率化や品質向上を目指しています。地質調査においても、地盤データの3次元化の対応など地盤データの高度化が求められます。そのためには、探査技術等による面の調査を主体とし、調査ボーリングによる点の調査で補完するレベルが求められており、我々も真摯に取り組む必要があると思います。
また、我々にとって最も重要な課題の一つに、ボーリングフォアマンを含めた地質技術者の確保と育成があります。技術者単価の引き上げなどフォローの風が吹いている間に、若い人に魅力ある業界として情報発信ができるよう取り組みたいと思います。
これからも四国の地形・地質に精通した「地域のジオドクター」として、その果たすべき役割の重要性を重く受け止め、更なる研鑽に励んでまいりますので、今後ともご指導・ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。             謹白

 

 

 

 

 

 

 

                          平成29年5月

                        四国地質調査業協会
                        理事長 神野 邦彦


目的及び事業活動

目的

この会は、会員相互の協調により業界の発展と技術の進歩向上を期し、
社会公共の福祉増進に寄与貢献するとともに、会員の親睦を図ることを目的とする。


事業活動

1.地質調査業の技術と経営の向上改善に関する研究会、講習会、懇談会の開催
2.地質調査業務に関する協同活動
3.その他この会の目的を達成するための必要事項


沿革

昭和37年 中国四国地質調査業協会設立
      全国地質調査業協会連合会に加入
昭和44年 中国四国地質調査業協会より分離独立
      四国地質調査業協会設立(会員37社)
      高松市の村瀬ビルに事務局を置く

昭和46年 事務局を移転(明石ビル)
昭和53年 創立10周年記念式典開催(会員47社)
昭和63年 創立20周年記念式典開催(会員64社)
      事務局を移転(香川県土木建設会館)
平成10年 創立30周年記念式典開催(会員62社)
平成11年 "全地連「技術フォーラム'99」松山"開催
平成20年 "全地連「技術e-フォーラム2008」高知"開催
平成22年 創立40周年記念式典開催(会員49社)
平成28年 事務局を移転(マリッチF1)
平成30年 "全地連「技術フォーラム2018」高松"開催


倫理綱領

私たち一般社団法人 全国地質調査業協会連合会に所属する会員企業は、地質調査業が地質、土質、地盤、地下水など、主として地中の不可視なるものを対象とし、かつ、技術情報という無体物を成果品とする知識産業であることを自覚し、優れた専門技術をもって、顧客の要望に応えるとともに、地質調査業の職業上の地位並びに社会的な評価の向上に努めます。このため、私たちは、次の諸事項を行動の指針といたします。

1 社会的な責任を果たすために

 1)社会的使命の達成
     私たちは、業務を誠実に実施することにより、国土の保全と調和ある開発に寄与し、その社会的使命を果たします。

 2)法令等の遵守
     私たちは、業務に適用される全ての法令とその精神を守り、透明で公正な行動をとります。

 3)環境の保全
     私たちは、自然に深く係わる立場を自覚し、環境との調和を考え、その保全に努めます。

2 顧客の信頼に応えるために

 1)良質な成果品の提供
     私たちは、顧客のニ-ズと調査の目的をよく理解し、信義をもって業務にあたり、正確で的確に表現された技術情報を提供

  します。

 2)中立・独立性の堅持
     私たちは、建設コンサルタントの一翼を担っていることを自覚し、業務に関する他からの一切の干渉を排除し、中立で公正

   な判断ができる独立した立場を堅持します。

 3)秘匿事項の保護
     私たちは、顧客の利益を守るため、業務の遂行中に知り得た秘匿事項を積極的に保護します。

3 業の地位向上を図るために

 1)自己責任原則の徹底
     私たちは、常に自己を高めることに努め、自らの技術や行動に関しては、自己責任原則の徹底をはかります。

 2)技術の向上
     私たちは、不断に専門技術の研究と新技術の開発に努め、技術的確信と熱意をもって業務に取り組みます。

 3)個人並びに職業上の尊厳の保持
     私たちは、自らの尊厳と自らの職業に誇りと矜持を持って行動するとともに、業務にかかわる他の人々の名誉を尊重しま

     す。


所在地

四国地質調査業協会
〒761-8056 高松市上天神町231番地1 マリッチF1 101

TEL 087-899-5410 FAX 087-899-5411

e-mail nyamasaki@eco.ocn.ne.jp

四国地質調査業協会
〒761-8056 高松市上天神町231番地1 マリッチF1 101

TEL 087-899-5410 FAX 087-899-5411

e-mail nyamasaki@eco.ocn.ne.jp